歯科助手の歴史
人類の歴史において、生きるのに決して欠かせない「食」と密接な関係にある歯科医療。しかし日本において近代まで設備の完備どころか、法律によってその基準が明確に定められてさえいなかった。
歯科衛生士誕生から7年後
第二次世界大戦後、日本はアメリカから公衆衛生の改善が求められた。そのため1947年に保健所法が改正され、歯科衛生が業務に取り入れられた。翌1948年、歯科衛生士法が制定。このとき歯科衛生士が厚生労働大臣免許の国家資格として誕生した。しかし歯科医師に助手などが付き添うようになったのは、もっと後のこと。歯科衛生士誕生から7年後の1955年、歯科衛生の業務に歯科診療の補助が加えられてからである。
歯科衛生士と歯科助手
歯科衛生士の役割の中に、歯科診療の補助が加わったことで、歯科衛生士の仕事が増加。1989年には、歯科衛生士の役割に「歯科保健指導」が加わり、現在のような状況になったと言われている。これに伴い、歯科助手は歯科医師の使う治療器具の準備やカルテの整理、患者の受付業務や電話応対などの業務を担当し、歯科医院で活躍している。